老化と深い関わりを持つ「テロメア」
テロメアとは、DNAを格納している染色体の先端に付いている部分で、「命の回数券」とも呼ばれ、細胞分裂を繰り返すたびに短くなり、これが老化と深い関わりを持っていると言われています。このテロメアの長さを伸ばすことができれば、老化を遅らせたり、病気を防いで、いつまでも若々しく元気でいられるのではないかと注目を集めています。v>
テロメアの役割
主に細胞の保護、細胞分裂の制御。
生活習慣の乱れや有害物質などの影響で細胞を保護している「テロメア」の長さが短くなることで老化が進行します。
テロメアを活性化させる成分(長さが短くならないよう作用する成分)を「テロメラーゼ」と言います。
テロメラーゼの効果
テロメラーゼとは、主にテロメアを保護・活性化させる成分のこと。
人の通常細胞では「テロメラーゼ」が欠如しているが、生殖細胞や一部の幹細胞には多く配合されています。
「ロブスター」や「ミズクラゲ」などは、他の生物と比較しても「テロメラーゼ」が活発に作用することが知られています。理論上、これらの生物は外敵や環境の激変などがなければ、無限に若返りを繰り返すことが可能となります。
テロメアを保護して『髪と頭皮のエイジングケア』
頭皮においても、この「テロメア」を保護することで『毛乳頭』『メラゾーム(髪色をつかさどる細胞)』を正常な状態に導くことができます。
テロメアを保護するためには、科学的な成分が多く配合されている製品の使用をやめ、肌に優しい製品を選抜して使用することが望ましいと考えられています。
また、幹細胞(※1)や幹細胞培養液などの補給によって、毛乳頭や発毛に起因する細胞へ「テロメラーゼ」を補給することで「テロメア」を活性化し発毛を促す効果があります。
※1:幹細胞:ヒト由来の幹細胞はコスト面、拒絶反応、腫瘍化などのリスクがあるので現在のところはヒト幹細胞培養液を配合することが多い。ヒト幹細胞培養液には幹細胞中の様々な栄養素や成長因子が含まれている。
テロメアの長さは、様々な生活習慣によって変化するため、個人差があります。
偏った食事などの生活習慣はテロメアを短くする原因です。
生活習慣を見直して、若々しい健康的な 髪を目指しましょう。
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